にっぽんご おんりい
 鏡深の「牛吟庵」中国音楽研究室
★ ここは"「牛吟庵」中国音楽研究室"のページです。かつて「迷胡調」とか「虚弦洞」とかいう名前だった事もありました。
二胡むすめ
2001年9月から


壷天路
「壷天路」はこちら。CD・書籍の案内や入手依頼を扱っていました。

 メールで連絡がとれない時などにご利用ください。重要な用件や個人的な内容は電話かメールでお願いいたします。

 うえちんさま「謎の納豆培養研究者kagami氏の赤い国のおはなし」のページで紹介してくれています。


 リンクは「http://erhu.jp/」にお願いします。

鏡深って誰?
 日本国仙台市出身。男。古書店を巡り本を死蔵する幻想文学好きで、中国の志怪や神話伝説から中国に独自の偏見と親しみ持つ。
 会社生活に適応できず放浪生活の末、中国大連市で二胡の演奏を叩き込まれる。02年に中国音楽通販「壷天路」を立ち上げ、瀋陽音楽学院付属の音楽学校で指導を受ける。その後、地元の民族楽隊に中胡兼二胡で参加、在中の日本人に二胡を教えつつ、二胡の修業を続ける。他にも笛子・板胡・古琴・中阮など各種民族楽器を練習、民族音楽資料を収集。
 お祭り騒ぎを嫌って08年の北京奥運開会前に二胡試験10級を取得して帰国。山形の某温泉宿に住み込みで働きながら演奏等を行い、現在は多賀城で二胡教室を運営。


二胡教室やってます

 二胡を習いたい方、中国音楽で遊びたい方、御連絡ください。
 中国在住時に収集した豊富な民族音楽の楽譜・資料(すでに入手困難なのも多数)があります。慣れてきたら、他の楽器との合奏したり中国に二胡試験を受けに行ったりしたいです。

場所:JR仙石線で仙台から20分(快速だと10分)くらいの多賀城駅から西へ歩いて5分くらい(鏡深の自宅)。近所に有料・無料駐車場あり。

学費:
グループレッスン(3名以下)(※1)2500円/回。
  60分(準備・休憩を含めると120分くらい)を月2回。
個人レッスン:5000円/回。
  60分(準備・休憩を含めると90分くらい)を月2回が基本。
短縮個人レッスン:3000円/回。←NEW!
  30分(準備を含めると45分くらい)を月2回が基本。

楽器:二胡をお持ちで無い方には楽器の斡旋(50000円〜)・レンタル(500円/週・要相談)もできます。

おためし無料レッスン:とりあえず二胡に触ってみたいという方も大歓迎。メールで御連絡ください。

鏡深宛のメール(※2)nikogurui@yahoo.co.jp
迷惑メール対策です。「牛」を抜いたアドレスで送信してください。↑↑


(※1) 注意1:グループレッスンはその性質上、班員の増減その他諸事情により、再編成・開始時間の変更、あるいは班の解散等が行われる場合があります。また、開始時間の指定はできません。御了承ください。

(※2)注意2:基本的に連絡のやり取りはメールで行っております。yahooメールを受信できるメールから送信してください。迷惑メールの設定によっては、こちらからのメールが受信できない場合があります。特にドコモの携帯をお使いの方はご注意ください


レッスン代無料「3ヶ月おためし二胡教室」
第6期(2010年10月開始)生徒さんも募集中


第1班(日曜だいたい隔週)レッスン予定日

7月11日 7月25日 8月8日 8月29日(10:00) 9月12日 9月26日
4月11日 4月25日 5月9日 5月23日 6月13日 6月27日
1月17日 1月31日 2月14日 2月28日 3月14日 3月28日
10月11日 10月25日 11月8日 11月22日 12月6日 12月20日


第2班(日曜だいたい隔週)レッスン予定日

7月25日 8月8日 8月29日(12:00) 9月12日 9月26日
4月18日 5月9日 5月23日 6月13日 6月27日 7月11日
2月14日 2月28日 3月7日 3月14日 3月28日 4月4日


第3班(日曜だいたい隔週)レッスン予定日

7月4日 7月18日 8月1日 8月22日(12:00) 9月5日 9月19日


♪ おまけ ♪

「牛吟庵」の生徒さん用、耳の訓練用ファイルです。Macで作ってますが、Winで読めないという情報がありましたので、MP3を作り直して、AIFFも用意しました。解凍用パスは鏡深の部屋番号です。(最後の曲が間違ってますね。そのうちなおそうと思うのだけど、誰も指摘してくれないのよね〜)



才極即痴也

2010年8月12日


 ついこの間まで、中国は米国に太平洋を2分しようなどと提案したり、米国は米中を主要2カ国「G2」と位置づけたモデルを持ち出したりして、世界を2カ国間で統治する様相をみせていました。それだけ仲が良かった(利害が一致)のだが、ここにきてどうも雲行きが怪しくなってきた。そもそも1個のアメ玉を二人で取り合いながら仲の良い振りをするのは、長続きする訳がない。でなければ諸葛亮がわざわざ天下三分の計なんて提案しない。(笑

レッスン4「食料の確保」

 路上生活中の食事は適当にその辺の安食堂にでも入れば良いのですが、各地を行脚するようになると、地方の名物なんかを食べる事ができるようになります。例えば四国だと、うどんとか、うどんとか、うどんとか。
 そうは言っても、お腹が空いた時に丁度よく食堂がある事なんてめったにない訳で、大概はいつでも腹ぺこなんです。下手すると丸一日山道を歩いていたり、
人里に着いても日が暮れて閉店していたり(イナカの営業時間は短い)というのは普通にあります。
 なので、携帯食は常備しておくに限る。好みは人それぞれだけど、コンビニおにぎりは便利ですよね。米は消化が遅いので腹持ちが良く、出るゴミが少ない。しっかり殺菌してあるので腐りにくい(苦笑)。場合によっては
干し飯にして長期保存も可能。乾パンは非常食の代名詞みたいだけど、なにぶん不味いので食べにくい。鏡深はリッツを常備していました。大概のコンビニには置いているし、外箱を捨てても中身はいくつか袋に分かれているので急いで食い切る必要がないし、何より味が付いている。

 歩き遍路中、大学生くらいの青年と同行して共に山の中で野宿した時、彼が夕食にコンビニ弁当を食べていて、もう食料が無いというので、持っていたおにぎりを渡した。次の日、別々に出発して昼頃廃屋に腰掛けておにぎりを食べていると、追いついてきた例の青年が、今日は何も食べていないと言う。昨夜渡したおにぎりは?と聞くと、あの時に食べてしまったらしい。
 彼の失敗はいくつかあるけど、コンビニ弁当のようなのはかさ張る上にゴミも大きい。もちろんゴミは放置しないので、ゴミ箱を発見するまで持ち歩く事になるが、ゴミ箱はゴミを片づける人がいる場所、人里に出るまで無いものと思ったほうがいい。
何も腹いっぱいになる必要はないので、少量を数回に分けて食べられた方がいいから、値段が高い上に一気に食べ切る必要があるコンビニ弁当は不適。次にいつ食料を買う事ができるか不明な場合(地図で町までの移動時間を予想して)、ある程度の食料は残しておかなくてはならない。まあ、そうは言ってもリスクを考えなければ食いたい物を食えばいいとは思うが。。。

 そんな感じに2〜3日の山ごもり、行程くらいなら携帯した食料でどうとでもなる訳ですが、人の通わない土地に数日以上こもる場合には、現地での食料確保が必要となってきます。極端な話、空腹が我慢できるなら、死なない程度(4〜5日)食べなくてもいいんだけどね。逆を言えば、死なない程度なら空腹が我慢できるくらいの食料で十分な訳だ。
 また
絶食による空腹状態を経験すると、ある種の意識変化が起こります。それを利用した洗脳や人格改造の方法がありますが、宗教や自己啓発がらみの断食なんかはこれに近い。中国軍が日本人及び米国人捕虜に行った洗脳も有名、というか「洗脳」の語源。鏡深の場合、気分がポジティブになるので修練に打ち込む役に立つ。これは食事制限を破ってもしばらく続きます。山ごもりの利点のひとつだね。

 03年に自販機をこじ開けようとして逮捕されたホームレスは40年以上山の中で暮らしていたそうで、やろうと思えば山菜や小動物を食料にして洞窟に住むのも不可能じゃない事を証明してくれた。読んでないけど体験談の本も出しています。こういう人は、武術家や修験者、練習場所の無い音楽家を相手に山ごもりのサバイバル技術の学校を開けばいいと思うよ。不良少年を手ぶらで山の中に捨ててきたりね。(笑

 山野草採取や渓流釣りの技術を持っていると、山の暮らしは意外に快適。山の中を歩いていて車が停まっているのを見たら、だいたい付近に山菜を採っている人がいるので、食べられる山菜を教えてもらうといい。たまに中でイチャつくために停まっている車だったりする事があるので注意な。
 鏡深は
携帯用の山菜図鑑、ナイフ、(プルタブの)大きめの缶詰め1個、小さいチューブのマヨネーズを持って山に入ります。まず缶詰めを食べながら山菜を探し、次から採取した山菜を空き缶で煮て、マヨネーズを付けて食べるのですよ。それほど多くの山菜を知っている訳じゃないけど、美味い物食べたいとか贅沢言わなきゃこれで数日間死なない程度に練習ができる。ちなみに、沢の水はきれいに見えても加熱しないと危ないし、上流に民家や田んぼがある場合は飲用には向かない。念のため正露丸は常備。中国の下痢止め「腸炎霊」は最強(赤い小便が出るけど)。コップやひしゃくが添えてあるわき水は、だいたい飲めます。こういうのは登山地図に書いてある事が多い。

 かつては木食行を行う仏教僧がいました。日本中に仏像を残した円空木喰明満が有名。木食行とは菜食に加え穀断ちを行う修業ですから、似たような食生活をすれば山の中でも問題なく生きていけますよね。それで仏像を彫れるんだから、二胡の練習なんか余裕。また、修験の山である飯綱山には土を食べる修験者がいたそうで、そういった行法や技術がかつては存在したと思われます。
 中国には食事をしない仙人の話がたくさんあります。仙人になる方法をまとめた『抱朴子』には穀断ちの方法が書いてあります。要は
仙人になろうというような社会システムから脱落した非生産的な人種は、いつでも貧乏なので食費をかけないで生活しようとする(爆)という理由もあるけど、なにより食事制限が長寿の秘訣と信じられていた訳だ。中国人自身も油っこい料理は体に悪いと思っているのが驚きだが、実際上述の木喰明満は江戸時代の人でありながら90代まで行脚して暮した。
 道術を志す人は日常的に導引術(呼吸法や体操)と房中術(精力を蓄える性技)で健康を維持します。加えて食事を制限するのですが、興味深いのは薬品と煮る事で柔らかくした石をイモのよう食べたり、もしくは
石を腹に溜めて一定期間食事を取らないようにして食生活を戻す時には薬(下剤?)で石を堕ろすような例がある事。山ごもりごときで、さすがにそこまではできませんが、まあ美味い物を食わなくても死にはしないってくらいは理解しておいて損はない。腹が減るとイライラしますけどね。


2010年8月6日

 春に届いた印度小叶檀2把ですが、掲示板の方から写真を見る事ができます。最初は90万円と値段を付けていたのですが、調べるにしたがって、まあ間違いなく本物だろうと、そして下手したら90万円じゃきかないんじゃない? という訳で値段を消したんですね。惜しくなった訳だ
 そんで、こないだ中国の先生の所に電話をかけて、円高でなかなかいい感じだよねってな話のついでに「こないだ送ってくれた印度小叶檀って、良い物ですよね。」とふったら、
「好」(良い)じゃなくて「特別好」(めちゃくちゃ良い)だ、と言われた。
 あーやっぱり、これって鏡深が使わなくちゃいけないの?(爆) そんな良い二胡ばっかり何把もあっても、手は2本しかないのですが。。。 どうするかは2年後くらいに考えますけど。それに見合った生徒さんが現れればいいな、と。

レッスン3「危険な動物」

 山の中を歩いていると様々な動物を見かける機会があります。中には襲ってくる動物もいるので注意が必要です。とりあえず熊避け鈴や遍路鈴などの音の出る物をカバンに下げるなどして歩いた方がいいでしょう。人の臭いを避ける動物でも、風向きによっては全く気付かずにビックリさせてしまう事があります。
 山の中で野宿する時には、夜間山の中をウロウロと歩き回る事はないと思いますので、夕暮れに休むのに良さそうな場所を決めたら、夜中まで
練習の手を休めなければ、あちらから寄ってくる事はまずありません(と信じたい)。真っ暗の中での練習は暗譜と耳の良い訓練になります。
 そんな訳で、今回は屋外での修練において危険と思われる動物をあげてみましょう。

 犬。10年くらい前に四国を歩き回っていた頃は、やたらと野良犬が多かったのを憶えていますが、最近はほとんど見かけなくなってしまいましたね。お遍路さんなんかが餌をやるので増えるそうです。寄生虫を持っている事があるので直接の接触や、食べ物の取り合いは絶対避けるべきです。夜中に靴を脱いで寝袋に入って休んでいると、犬が靴を持っていってしまう話も聞きますので、靴ひもをカバンに結びつけるなどの注意が必要。
 飼い犬でもイナカだと放し飼いにしている事がよくあります。吠え立てて追いかけてきますが、縄張りがあるので、ある範囲を超えると帰っていきます。刺激せずに通り過ぎましょう。
 韓国人は犬を食べる事で有名ですが、聞いてみると女性はあまり食べない。実の所、強壮目的で食べるみたいだから、女性には関係がないのかもしれない。逆に、手元の中葯の本によれば
妊婦が食べると唖の子供が産まれるそうです。

 マムシ。毒蛇ですね。ちょっと前はアルコール漬けを売るマムシ屋さんも見かけたのですが、最近見なくなりましたね(近所ではマムシ入りカマボコを売り出そうとした店が周辺住民の反対にあって廃業したらしい)。酒に漬けた状態で気付いたら子供を産んでいたという話を聞きますので、生命力はかなり強いです。ちなみに、グッピーと同じような卵胎生なので卵ではなく子供を産みます
 道で見かけると尻尾を鳴らして威嚇しますので、すぐにわかります。遠くから石や小枝を投げてやれば逃げますので、無理に対決しようとはしない方がいい。
集団で歩いていると2番目が咬まれるので、反応してから襲ってくるまでにタイムラグがある。だから茂みの中ではあまり立ち止まらない方がいいかも。長ズボンとしっかりした靴をはいていればあまり問題にならないと思うけど、サンダルや半ズボンだとかなり危ないです。
 ヘビは金属音を嫌うと言われています。実際、雲水僧が頭に金属の輪が付いた錫杖を持つのは、ジャラジャラ鳴らしてヘビを避けるためだそうです。対面した威嚇するヘビに鈴の音を聞かせても逃げないけどね。ちなみに、孔雀に乗る仏像なんかがあるのは、孔雀はヘビを食べる益鳥だからです。
 ヘビは行動範囲が狭いので、外敵のいない蔵に住みつくと何10年も居たりしますね。家に住むと栄えるとも言われているのは、ネズミや害虫なんかを食べるからで、変温動物なので食料をあまり必要としないから糞も少ない。そのくせ成長期が無いので生きているかぎり成長を続けます。たまに、とんでもない大蛇が出てくるのはそういう訳。北海道のマムシはデカイという話も聞いたことがある。

 イノシシ。その肉をボタンと言います。山を歩いていて見かけた事は無いですが、山形の山中に分け入って朝方までたき火で宴会していたらすごい勢いで突っ込んで来ました。川をザバザバ渡ってきたので泳げるみたい。基本的に夜行性で、食べ物の匂いに敏感らしい。火や人間を恐れないんじゃないかと思う。
 
干支のイノシシは、中国では豚です。「猪肉」はブタ肉の事。中国語でイノシシは「野猪」。中国では金色の丸々としたブタの貯金箱なんかが売られていますが、富の象徴なんですね。仏教寺院なんかではデブデブな布袋さんのような弥勒がだらしない恰好でニヤニヤしていますが、似たようなイメージかな。あまり上品とは思えない。

 サル。山の中を歩いていると木の上なんかで、ガサガサ音をたてながら。ブルブル唇を震わせるような音で威嚇してきます。遠くにいるぶんにはどうという事はないのですが、近くで見ると結構でかいので怖いです。夕方薄暗くなってくると襲ってくるそうなので、サルのいるヤブなどでの野宿や遅くなってからの移動は避けましょう。食べ物の入っているリュックやカバンを狙ってきます。
 ゲテモノ食いで有名なのが中華料理のサルの脳みそですね。医食同源の中国医学では調子の悪い部分を食べて治す習慣がありますので、
頭が良くなりたい、あるいはボケ防止に動物の脳、特に人に近いサルの脳みそが効果があるとされます。頭蓋骨の上部を開けて、味付けした状態の脳にサジを入れるとそれに反応して押さえつけたサルがもがくのを見ながら食べるそうで、中国の食通物の映画では料理コンテストの日本人審査員役が「日本は生食の文化だから」と喜んでいるのが印象的でした。
 文化大革命の混乱時期にはよく糾弾の名目で食人集会が開かれて、犠牲者が食卓に上ったのは『食人宴席』に詳しい。その際、老人たちがストロー状の器具を頭蓋骨に差し込んで脳をすすったのを見ても、おそらくボケ防止に効果があると思われたのでしょう。
 ちなみに、
人間の脳は食べない方がいいです。狂牛病と同様の症状が現れる、ニューギニアの風土病クールー病は食人文化が原因で脳や内蔵を食べると数十年後に発症するそうです。一般にも耐性のある人がいるようですが、それは先祖の誰かが人を食べた証拠となるそうで。

 クマ。直接出会った事はありませんが、山形だとたまに物置で漬物を食ってたりします。だいたいはツキノワグマ、中国語では「狗熊」というくらいなので、さほど大きくありませんが、こわいものは怖いです(投げ飛ばした、なんて話もよくある)。音を出していると向こうから寄ってくる事は無いので、山を歩く人は鈴を下げたりラジオを鳴らしながら歩いています。よく言われる死んだ振りは自殺行為です。目線を反らすと危ないとか言われますので、相手が逃げるまで睨みつけましょう。
 山形や秋田などの日本海側だと冬に熊肉を食べる習慣がありましたが、最近はあまり見かけませんね。体を暖めるそうです。「クマノイ」というと漢方薬で有名ですが「胃」ではなく「胆」の事。昔は干したのですが、現在は熊の胆嚢にチューブを刺して生きながら絞り取るそうで、動物虐待だと愛護団体が騒いでいましたね。でも中国側の言い分では熊胆を取るために自然の熊を殺すよりは良い、という事らしい。
 日本でも江戸時代の首切り役人、山田浅右衛門(代々襲名する名前なので初代〜8代まで)は死体から取り出した胆を干して薬を作っていたそうで、その「胆蔵」には干し柿のようにぶら下げられていたらしい。

 ハチ。鏡深が二胡を拉いていると、どういう訳か蜂が寄ってきます。(笑
 それが鏡深だけなのか、二胡が虫を刺激する音なのか、あるいは鏡深が二胡を拉こうとする場所が、たまたま蜂の巣に近いからなのかは、わかりません。某善根宿(歩き遍路を泊めてくれる所)で二胡を聞かせていたら、そこの蚊がホバリングするようにふらふらと中空を漂っていた、と聞いてくれた人が言っていました。なにか関連があるような気がします。
 ハチに気付いて逃げ出しても、かなり遠くまで追いかけてきます。
黒い色なんかに攻撃するそうなので、帽子をかぶって刺激しなよう静かにその場を離れましょう。
 以前、中国ではテントで移動する蜂蜜売りがいましたが、養蜂業は季節で移動するので定住できないんですね。そういう所で買うとまず偽物です。本物の蜂蜜は腐らないのですが、偽物はすぐに腐ります。いわゆる養蜂家の振りをした詐欺です。

 途中で気付いたのだけど、何の動物を書いても「食う」話になってしまう不思議。


2010年7月23日
 7月16日大連港石油パイプラインが爆発火災事故がおきました。場所は新港の開発区側ですね。新しいニュースでは現在閉鎖されているみたい。大紀元では相変わらず尾ひれ付けているとしても、かなり大きな事故だったらしい。
 んで20日、除去作業中の消防隊員が海に転落、原油に飲み込まれて死亡。写真見ると
夢に出てきそうなくらい怖いです。海面には10cmの原油が覆っているそうで、これを今月中に除去する予定らしいけど、かなり無理っぽいですよね。

 現場はどうなっているか、グーグルマップで見ようと思ったら事故以前の写真みたいでガッカリだったけど、空母が停泊していて笑った。これって、ロシアからカジノに改造するってマカオの会社が買い取っておきながら、しっかり軍事用に改装しているというアレですね。この後に自作の空母建造を発表したので、コピー作る気まんまん。それにしても、まだ大連にあったとは驚きです。


2010年7月19日

 15日にカワイ楽器さんの二胡教室で無料レッスンがあり、「牛吟庵」の生徒さんの中からも参加した方がいたみたいです。詳しい話は聞いていないのですが、どうやら1日だけのレッスンだったみたいですね。4回くらいやってくれるのかと思ったのにね。「牛吟庵」の3ヶ月無料レッスンの場合、何も予備知識も無く二胡教室に顔を出して1日目っていうと、右手で弓の推し拉き(押し引き)で音を出す練習と、チューナーを使った調弦の説明、消音器を使った調弦の方法を指導します。1日だけじゃ楽譜も使わないで二胡の取り扱いの説明で終わっちゃうような感じですけど、何年も他の教室に通ってる生徒さんでも、この1日目のレッスン内容すらできない人がいたりするので、結構重要な事をやってたりするんですよ。もっとも、できるようになるまで教えるには根気がいるし、教わる方もしつこく指摘されると気分が悪くなるから、教室によってはできなくてもスルーされるのでしょう。

レッスン2「札所巡り」

 「アウあうアー」啓蒙のため、前回は遠くの知らない街で路上生活しながら二胡を拉いてみました。寝る場所、コインランドリー、銭湯、インターネットカフェあたりを押えれば比較的快適に過ごせる事に気がついたと思います。でも、これじゃ屋根と天井が無いだけで、自宅で練習しているのと変わりませんね。
 わざわざ遠くまで来て練習する意味として、容易に逃げ帰れないようにする、私生活の雑事を忘れる、便利な生活による怠惰から身を遠ざける、環境を変えて客観的に技術・練習を見直す、その土地の人との交流により二胡を拉く自分の位置づけを再確認する、とかですかね。あと、鏡深は東北出身なので路上生活をするには暖かい土地まで行きたい。
 路上とはいえひとつ所で生活していると行動や交流が固定化して市街地ならそこそこ便利に暮らせますが、新鮮な刺激や出会い、環境を求めて新たな土地へ移動するのも良いでしょう。電車やバスを使用する場合は「レッスン1」に戻りますが、ここでは徒歩による移動を試してみましょう。目的も無く歩き回るより
慣れないうちは先人の道「札所巡り」を利用してみましょう

 「札所巡り」は神社仏閣霊場などを数十ヶ所巡る古代のスタンプラリーみたいなものです。西国三十三ヶ所坂東三十三ヶ所四国八十八ヶ所が有名ですが、他にも全国に色々あります。
 「札所巡り」には利点があります。ガイドブックなんかが多く出ているので気軽に挑戦できる。順路が決まっているので目的地を決める必要が無く、目的意識を持って行動できる。巡礼とわかるように遍路鈴を下げるとかすれば不審者扱いされない。同じように歩く人がいるので安宿、コインランドリー、飲食店の利用が容易。
踏破する事で願掛けもできるオマケ付き
 各納経所で御朱印をもらう事で記念にもなります(ただし有料)。この時に「奉納に境内で演奏したいんだけど」って聞くとだいたい許可してもらえます。よく響く本堂とかだとコンサートホールみたいで気持ちいいです。「托鉢禁止」な所もあるので一応聞いた方がいいけど、
観光バスとかち合うと投げ銭がもらえる機会にもなります。鏡深も最初は霊場の度にいちいち二胡出して拉いていましたが、雰囲気の悪い寺院では手を合わせるだけで早々に立ち去るようになったし、霊場でなくても気が乗ればどこでも拉くようになった。毎度御朱印をもらっていると結構な額になるしね。

 準備する物は「レッスン1」と大して違いはありません。ちょこちょこ出ていますが遍路鈴は買った方がいいかも(熊避けの鈴より音色ははるかに良い)。念珠は持っていれば様になるかもしれないけど、特に必要とも思わない。ちなみに、鏡深は教会でも念珠を取り出して拝んだりする人です。「強力な信仰心の前では神も仏も問題ではない(by 酢堂玉金)」
 最初はアレもコレもと用意して荷物が膨大な量になったりしますが、これが欲や煩悩な訳で、歩き回っているうちに必要ない荷物は捨てるなり送り返すなりして減っていきます。荷物が少ない方が行動しやすいからね。そのため、幸福とは多くを所有する事じゃなく無欲になる事(社会的にはゴミ人間)だと信じる鏡深は「
人間が生きるのに必要な物は自分で背負える量で十分」というポリシーがあるのですが、それでも捨てられなかった二胡は鏡深にとっての「業」のような負の財産なんじゃないかと思う。とはいえ極めて人間らしい部分でもあるから、それはそれで嫌いじゃない。
 実際歩き始めると現代人の足は実に軟弱だと気付くでしょう。マメが潰れ、爪が化膿して、という状況で歩き続けなければなりません。なので、テーピングテープ、化膿止め、傷薬、は用意しておきましょう。それでも人の体はうまくできているので、1週間くらい辛い思いをすると後は足が慣れてきます。

 注意しなければいけないのは、こういう巡礼者を食い物にするホームレスなんかがいる事ですね。そういう人は巡礼者の振りをしていますがひとつ所をグルグル巡っているだけで、巡礼者を見つけると先回りして偶然を装い(道順が決まっているので偶然はありえない)、熟練巡礼者の振りをして奢らせたり物を高額で売りつけたりします。女性巡礼者相手に儀式と称してレイプしたりする話もよく聞きます。色々悩みがあって巡礼する人の心の弱点に付け込んでくるのですね。
 でも、ホームレスの中にも路上で芸を売って稼いでいる人もいますし(いわゆる同業者)、単に面白そうだというだけで声を掛けてくれる人から貴重な情報なんかも聞ける時がありますので、そうそう邪険にする必要もありませんけどね。
うさん臭い人を笑ってスルーするくらいの心の余裕は欲しい所。
 経験はありませんが、夜に追い剥ぎや車ではねて持ち物を持っていかれるという話も聞いた事があります。巡礼中の
野垂れ死にが出ても札所の寺院は最後まで供養にカネを出さない、と地元の人はよく言いますので、死なないように注意しましょう。

 巡礼の道順通りに歩いていると普通に山道を何時間もかけて登ったり下りたりします。また、こういった所の霊場には古くから修業場として使用されていた場所がありますので、そういう所を使わせてもらって、二胡を拉いてみるのも楽しいです。断崖の上とか洞窟の中とかですね。将来独りで山ごもりをする時のために、山の歩き方、水場、食料の確保と備蓄、雨風を避ける場所・修業場を開拓するための訓練になります



お友達のリンク

御名前の五十音順です

イシザキさまの『ぷらむふぃーるど』

うえちんさまの『My Erhu 私の二胡の場合』

うな女将さまの『うなぎの寝床』

しんちさまの『天昇楽団』(リンク切れ)

名古屋二胡愛好会さまの『名古屋二胡愛好会』

伏見靖さまの『幽琴窟琴學陋室』

紅牡丹さまの『二胡と遊ぼう』

りゅーほーさまの『梅龍鎮』

わかぎさまの『わかぎ広場』

2008年11月 リンク切れのサイトさんとかズバッと削除しました。お引っ越しされたりしていた場合は、新しいアドレスを教えてくださると、ありがたいです。
基本的に相互リンクです。「牛吟庵」か「壷天路」にリンクを貼ってくれたと連絡をいただいたサイト様には、このページからリンクさせていただいています。連絡をいただいた場合でも鏡深の独断と偏見により、相互リンクをお断りする場合があります。ご了承ください。